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Slamdog Millionaire

2009/06/06 22:27
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監督Danny Boyle

この作品は、今年のアカデミー賞で作品賞を獲りましたけど、本当に批評家たちだけでなく一般のお客さんにも評判良いですよね。
スラム育ちの少年が日本ではみのさん司会で有名のクイズ・ミリオネラーに出場して無学な彼がどんどん正解していって疑惑を持たれながらも・・・っていうお話ですが。幼馴染のラティカとの一途な想いはとてもキュートなんだけど、それよりも暴力的描写があまりにも多くてちょっと見てるのがしんどかったインドでは親のいない貧困層のの子達を迎え入れる施設とかないんでしょうか。調べてないのでなんとも言えないけど、子供に対しての大人の対応があまりに酷すぎて怒りがわいてきてしまいました。ジャマールが通っていた学校の先生も酷いし、インド映画って常に陽気にダンスしているけど裏ではこんなに闇事情があるのか・・・と思うと悲しくなってしまいました。映画や昨今のニュース観てて思うけど、人間ってたまたま生まれついた土地や周りの人間によって本当に全く違う人生を歩まなければならない、ってあまりにも不公平ですよね。自分こんなのん気に生きていて良いのだろうか、と思ったほどですけど、何が出来るんだろう・・・チャリティとかしてもお偉いさんたちに独占されないのかな~子供たちのとこまで果たして本当に届くのかな~と思ったり。。

とちょっと話それましたけど、この作品はダニー・ボイル監督作品だけあってすごく疾走感がありますね。まるで「トレインスポッティング」のような感じ。1秒たりとも暇を持て余す時間はありませんよ(笑)
それから、ヒロインのラティカ役のFrida Pintoって本当に美人今アメリカの間でit girl扱いらしいですけど、エキゾチックで魅力的でした~!

重力ピエロ

2009/05/29 22:48
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監督 森 淳一 出演 加瀬亮、岡田将生、小日向文世、吉高由里子、渡部篤郎、鈴木京香

何年か前に伊坂幸太郎の同名小説を読んでいたので、映画化されると聞いてから首を長くして公開を待っていた作品です。ただ、原作が素晴らしいと映画は期待外れ、ということも多いので複雑な心境でした。特に春役の岡田くん、ルックスはとても美しくて好きで何本か彼の出演作も見ましたがあまりに存在感がなくて、この子で大丈夫かな、と正直思っていました。でもこの作品で化けましたね、いや~本当にかっこよかった!冒頭のジョーダンバット持ってレイプ魔を退治しに行くところなんてものすごく様になっていたし、性的なものに対して酷く嫌悪感を持っていたり、自分の生い立ちに苦悩する複雑な春をまだ10代の、演技派というよりアイドルに近い彼が演じきれるとは思っていませんでした。痛々しいまでに純粋で、観ている自分まで兄のように守りたくなる部分もあり、本当に魅力的でした。もしかしたら、まだ無垢な彼だからこそ演じきれたのかな、とも思います。へんに色のついた20代半ばくらいの俳優が演じていたら春にはならなかったかもしれません。

と春のことばかり書いていましたが・・もともと一番好きなキャラクターだったのでちょっと熱く語りすぎました
岡田くんの春はもちろん、他のキャストも物語も小説ファンの期待を裏切らないと思います。特に小説の中で好きだった絵画コンクールのシーンの鈴木京香演じるママGood Jobです笑 ただ、母親が市役所に押しかけていくシーンやって欲しかったなぁ~。京香さんならすごく似合いそうなのに・・・
それから、ただ一人怪物・葛城を演じた渡部篤郎はちょっと違うかなぁ~、と正直思ってしまいました。セリフは挑発的で、過激なのに見た目が落ち着いていて品がありすぎなようなもっとふてぶてしくて醜いイメージだったのでちょっと違っていました。兄の泉水役の加瀬さんは、地味だけど弟思いで、そして葛城に対して沸々とわいてくる憎しみがあのメガネのレンズ越しから伝わってきて、非常に難しい役だったろうに演じきっているところがさすがだな、と思いました。殺害方法を企てるシーン、シリアスなはずなのにあのメガネのせいでなんだかコミカルでした(笑)何気面白くてお気に入りのシーンです
あと、吉高ちゃん演じる夏子さん、もう少し出番が多かったら良かったかな~。小説だとかなり目を引くキャラなので寂しかったです。でも高校時代の春がいるとこどこにでも写ってるストーカー写真は笑えました。
それから、平凡だけど偉大な父を演じた小日向さん、セリフの一つ一つが説得力を持っていて心に響いてくるものがありました。

家族の絆は遺伝子をも超えられる--と私は思います。昨今の現実社会を見渡しても、子供が産まれても育てられなくて捨てたり殺したり、そんな事件がたくさんあります。そんなの、いくら血が繋がっていても親子とは呼べないでしょう。愛を持って時間を共有してきた人達が本当の家族なんじゃないかな。この重力ピエロの奥野家の4人は、父いわく本当に「最強の家族」だな、と思いました。

小説を読んだことない人でも映画は楽しめるけど、ぜひ原作を読んで欲しいです。ミステリー、というよりむしろ家族愛的な部分が多くて読み終わった後に不思議な爽快感があり、いつまでも心に残るような作品です。ただ、DNA関係の記述がたくさんあるのはちょっと頭痛くなりますが(笑)
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The Life before her eyes

2009/05/22 23:28
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邦題:ダイアナの選択(2008)
監督Vadim Perelman 出演Uma Thurman,Evan Rachel Wood,Eva Amurri

この作品は、今年観た映画の中で一番好きですって東京で公開終わってから言っても遅いか
正直全く知らなかった作品だったのですが、実家に帰ってた時に何気なく読んだ雑誌にこの作品が紹介されていて気になって観てみたらなかなか味わい深い作品でした。物語の内容は、女子高生のダイアナとモーローンが朝トイレでガールズトークしているところへ、銃を持った同級生のマイケルが入ってきて「二人のうちどっちを殺せばいい?」と問われて・・・というコロンバイン高校やバージニア工科大学銃乱射事件を彷彿とさせるようなリアルで重々しい題材を取り扱っていますが、作品の主題は銃乱射事件よりもむしろダイアナの人生に重きを置いているというか・・マイケルの質問はずいぶん身勝手で、なんで死ななきゃなんないのよって思うけど、ある意味ダイアナの送ってきた人生と、これからの人生に対する審判を下すための質問のような気がしました。って意味不明な文章で申し訳ないですが

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それにしても、エヴァン・レイチェル・ウッドって「サーティーン」って映画の時もだけど不良少女がすごくはまるというか・・実際いたら嫌悪しそうな品のないアバズレ女って思いそうなところなのに、彼女が演じると10代特有の脆さ、繊細で傷つきやすい面がそこはかとなく表れていて、ものすごく魅力的に見えるから不思議です。あと、私生活のことですみませんが、この子ってマリリン・マンソンと付き合っててすごい過激なPVにも出てましたよね~。あれでもう彼女も違う世界に行ってしまうのか・・って思ってたけどしっかり良質な作品に出ていて安心しました。将来オスカーの常連さんになりそうな予感がします。
大人になったダイアナはユマ・サーマンが演じているんですが、なんか彼女以前のパーフェクト・クールビューティから随分一転して、小奇麗な中年女性という感じになっていて少しショックでした。前はすごく好きな顔だったのになぁでも過去の過ちに苛まれながら追い込まれていく様子がすごくリアルで、大人になってからのダイアナの場面は見ながらいつもハラハラしてしまいました。
それから、ダイアナの親友で真面目なモーリーン役のエヴァ・アムーリって子、目の感じがなんだかある大女優に似てません??   スーザン・サランドンの娘さんだそうです(!)パンフレット読んで娘って知って妙に納得してしまいました。大胆で危ないことばかりするダイアナを真っ当な道に導きだしてくれるような、母親のような優しさを持ったモーリーンにとても合っていました。

この作品は観終わった後はきっと「????」って感じだと思います。実際私もパンフレット見てからやっと意味が分かりました。長年色々映画観てきたはずなのに気づかなかった自分が恥ずかしいですがそれから家に帰ってからも作品の色々な場面を思い出しながら、あ~あそこはああいうことだったのか、と思ったり。だんだんと繋がっていくんですよね。後から振り返ってみて考えさせられる作品って良いですよね。まあそもそも原題の「The Life before her eyes」ってタイトルに全てが集約されていますが・・劇場公開は東京では終わってしまったけど、US版のI Tunesで映画のタイトルをDLすることが出来るので是非たくさんの人に見てもらいたいなって思います。

The Secret Life Of Bees

2009/04/05 17:12
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邦題:リリィ、はちみつ色の秘密(2008)
出演Dakota Fanning,Queen Latifah,Jennifer Hudson,Alicia Keys,Paul Bettany

 この作品、邦題や可愛いダコタちゃんからして甘いお話なのかと思ったらかなり重苦しく切ないお話でした。まあでも正直黒人差別の話なんて、チョコレートなど数多くあるから戦争ものと同じでもういいよーって思いもあるけど・・だけど昔あった悲劇を忘れず、二度と起こることないように警鐘の意味も込めて度々こういった作品が製作される必要があるのかもしれませんが。だけど公民憲法が成立して、黒人も選挙権が得られるようになったのに登録しに行こうとしたら罵声を浴びせられ白人に暴行を受け、明らか白人に非があるのに黒人へ白い目が向けられる場面は壮絶でした日本は単一国家だからか、そういった人種による差別に対して意識がないから???って感じですけど、たかが肌の色一つでどうして奴隷とかしていたのか、人間って恐ろしいですよね。今でも白人至上主義のものすごい保守的な人も一部にいたり、同じ人間として恥ずかしいというか、なんでそんな無意味なことをするのか全く理解出来ません。
 
 で、物語の内容はと言いますと・・ダコタちゃん演じるリリィは幼い頃自分を置いて家を出て行こうとした母親を誤って撃ってしまいトラウマに苛まれ、母の面影を必死に追いかけている女の子なんですが、ある日家政婦のジェニファー・ハドソン演じるロザリンと共に母親の面影を求めて旅に出た先で養蜂場を営む3姉妹の家に居候することになり・・というお話です。先ほど書いた黒人差別や厳格な父親など恐ろしい人間も出てきますが、3姉妹、というかクイーン・ラティファ演じる長女オーガストがとにかく温かく、愛情深くリリィのように救われた気分になりました。母親は自分を愛していなかった、でも強く誰かに愛されたいと願っていたリリィにとって母親のようなオーガストがとっても魅力的でした。あ、それから洋楽ファンでなくても有名なアリシア・キーズがクールな次女のジェーン役で出てくるんですが、とにかく美しいいや~こんな美しい人だったけ??って思ってしまいました(笑)それから亡きリリィの母親役はOne Tree Hillのヒラリー・バートン(少しだけだけど)が出てきたり、かなり豪華キャストなんですが、みんなノーギャラ!で出演したそうですすごいですよね~。しかもウィル・スミスが製作に関わっていて、製作総指揮が奥さんのジェイダ・ピンケット・スミスさんだから何もかもそうそうたる顔ぶれ!何気にクイーン・ラティファとアリシアの歌での共演もあったりお得です(笑)

 重々しいしげんなりする場面も多いけど、自尊心にとらわれて平気で他者を傷つけるような最低な人間もいる一方で、懐が深く愛情に満ちた温かい人もいると、こんな時代だからこそ信じたいと思える作品でした。

Marley&Me

2009/03/23 22:57
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邦題「マーリー世界一おバカな犬が教えてくれたこと」(2008)
監督David Frankel 出演Owen Wilson,Jennifer Aniston,Eric Dane他

自他共に認める犬好きの私としては待ちに待った作品でしたしかもオーウェン・ウィルソンとジェニファー・アニストンというコメディ俳優の共演だし、面白くないわけないと思って見ました。
まず、マーリーちゃんですが、もう~とにかく可愛い私の実家の柴もそうだけど、馬鹿ないたずらした後に愛らしい顔で尻尾ふりふりしてくるから憎めないんですよね~^^まあもうちょっとしつけ頑張っても良いんじゃ・・とは思ったけど
しかし、タイトルや出演者からしてもっと軽~い笑える要素満載のコメディかと思ったけど(でも場内が爆笑で溢れる場面もいくつかありました・・)夫婦のドラマ部分があまりに現実的でこっちが落ち込むくらいシリアスでちょっと意表を突かれました。あと、思わぬ嬉しいサプライズがそれは、グレイズアナトミーのスローン先生彼が出てるの知らなかったから登場した瞬間「あ~!!!」って思いました(笑)相変わらずこの作品でもセクシーです。主人公の親友であり良きライバルだから結構登場シーン多いですそれにしても、オーウェンウィルソンの鼻が奇妙で彼が映った時は鼻ばっかり目がいってしまいました
ま、しかし犬と子供のWパンチはずるいですよね~感動しないわけないじゃんちょっと期待外れなとこもあったけどマーリーの可愛さだけで星5つあげちゃいたいくらい可愛かったな~実家のワンちゃんに会いたくなりました
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